2017年6月21日水曜日

起業家2名で会社を起こすのは難しい

タイトルは、最近思っていることです。


起業家2名で仲良くスタートアップしている企業は多いのですが、
多くの事例で「思ったのと違う」ということで、仲違いが起こります。

そのとき、はじめから弁護士の指導がない状況だと、にっちもさっちもいかない「デッドロック」となることも多いです。


儲かっているところでも、儲からないところでも、どちらが残り、どちらが出ていくのかなど、非常に悩ましい問題が発生します。

たとえば株式。

半分ずつもっている場合は、対立してしまうと、何も決められなくなってしまいます。

過半数の決議がなければいけないのに、それさえできなくなります。

平等を目指すのは良いことなのかもしれませんが、いざというときに備えて、51対49にしておくなど、細やかな配慮は必要になるかもしれません。

いずれにせよ、弁護士の関与があったほうが安全です。

お気軽にお問い合わせください。


弁護士 杉浦智彦

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