2017年6月17日土曜日

SNSの鍵垢から要配慮個人情報を取得するのは危険

SNSをはじめとするインターネットで個人情報を収集する場面は多いと思います。

でも、信条(左翼とかそういう話)や、病歴など、要配慮個人情報を取得してしまうことも多いかと思います。

本人が全面的に公開の情報や報道の情報であれば、取得することに本人の同意は必要ありません。

ただ、いわゆる鍵垢といわれる、公開範囲が限定されているものは、本人による公開といえないと言われています(政府が出しているパブリックコメントに記載があります)

そのため、鍵垢の情報を吸い出すのはよくないのです。

なお、要配慮個人情報以外であれば、取得自体は、問題ないといえます。

弁護士 杉浦智彦

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